図解!養老保険の仕組み
養老保険の特徴
名前を聞いただけでは中身をイメージしにくい養老保険ですが、まずは主な特徴を以下に挙げてみます。・保障期間が決まっている
・保障期間中に死亡した場合、死亡保険金が支払われる
・無事、保障期間が終了した場合、満期金が支払われる
まずは下図をご覧ください。概略が示してあります。

以下、図をもとに説明していきます。
保障期間
養老保険は、契約時点で満期日が決まっています。加入から満期日までが、その保険の保障期間になります(図では30歳から60歳までの30年間です)。それ以外の時期に関しては、養老保険では保障の対象に含まれません(図では30歳になる前と、60歳になったあとは、保障期間に入らないということです)。
死亡保険金
養老保険では、保障期間中に万一のことがあった場合、保険金が支払われます(図では左端の<保障金額1000万円>がそれに当たります)。生命保険をイメージすると分かりやすいかと思います。この場合、以降の保険料は免除され、契約も終了します。
満期金
養老保険では、保障期間終了まで何事もなかった場合、満期金が支払われます(図では右端の<満期金は1000万円>がそれに当たります)。一般に、保険金の額と満期金の額は同じです。万一のことがあった場合には保険金が、何もなかった場合には満期金が支払われますので、保険金と満期金の両方をもらうことはできません。
まとめると・・
以上の説明からもわかるとおり、万一の場合とそうでなかった場合のどちらの場合でもまとまったお金が入るというのが、養老保険の特徴です。また、保障期間を過ぎると無保証になってしまうという点も忘れてはなりません。
養老保険の主な活用法
養老保険の主な活用法としては、老後のたくわえというのがあります。満期を定年に合わせて、定年とともに満期金を手にし、それを老後の生活に生かそうというものです。万が一、定年前に死んでしまった場合のために、死亡保障もつけておこうという考え方です。
また、別の活用法としては、一定期間のみ保障を厚くするというのがあります。これは保障期間が限られているのを上手に利用するやり方です。
たとえば子供の成長などを考えて、20年間だけ保障を厚くしたい場合に、20年満期の養老保険に入るやり方があります。20年間だけ死亡保障をつけることで、子供が成人するまでの保障を厚くするのです。
もし何事もなく無事に終われば、満期金を何かに有効活用しようという発想です。
死亡保障と満期金の二段構えがこの保険の特徴なので、ほかにもさまざまな活用法が考えられると思います。
特約の注意点
図にはありませんが、最近の養老保険にはさまざまな特約がついてきます。これはなかなか便利なのですが、注意しなければいけない点もあります。前述したように、養老保険は、保険金か満期金が支払われた時点で、保障が終了してしまいます。
実はこのとき、保険についている特約も、すべていっしょに終了してしまいます。ですので、入院特約のような、老後も必要となる特約を主となる契約につけてしまっていると、少しばかり困ったことになります。
老後も必要な内容については、終身型の保険で対応しておくようにしておきましょう。
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